最終更新 2026.9.28
千野貴裕ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(政治学)A)
執筆:筋野諭祐、長妻堯
千野ゼミでは政治学を軸に、幅広いテーマについて学んでいます。実際のゼミでは、ゼミ全体で決定した輪読する書籍をゼミ生が分担して輪読・報告をし、その内容をもとに議論を進めていく形式をとっています。議論のなかで様々な話題が飛び交うため、自分の興味のある分野から視野に入っていなかった分野まで幅広く学ぶことができるのが魅力です。千野先生もフレンドリーに話してくださるほか、ゼミ生が司会となって進めるため発言しやすい雰囲気があります。報告に向けたレジュメの作成はもちろん、積極的に議論に参加することで理解力やコミュニケーション力が鍛えられていると感じています。自分が興味のあるテーマに思う存分取り組むことかができ、自由に考え発言できる環境が整っています。
遠藤美奈ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(政治学)C)
執筆:前田篤之介
遠藤ゼミは、憲法を中心に「公共」と「市民」について考えるゼミです。憲法という国の基本法をもとに、この国の在り方や社会が抱える課題について、学生が順番に発表を行い、それらを題材としてゼミ生同士が自由に議論を交わしています。また、初学者でも基本書や遠藤先生の丁寧な指導を通じて、憲法について分かりやすく学ぶことができます。
遠藤ゼミの大きな特徴の一つが、学業と課外活動や就職活動などを両立しやすい環境です。ゼミ生のサークル所属先は早稲田のサークルを含めて多様であり、それぞれが自分の活動とゼミでの学びを両立しています。
さらに、本ゼミでは、憲法という非常に幅広い学問領域を扱うため、探究の自由度が高いことも魅力です。ゼミで扱うテーマに沿いながらも、各自が興味や問題意識を持ったテーマについて深く掘り下げ、自分なりの視点から考えることができます。
「憲法」という言葉から堅苦しいイメージを持つかもしれませんが、遠藤ゼミはそのような雰囲気ではありません。和やかな雰囲気の中で、先生やゼミ生同士で意見を交わしながら、真摯に、そして自分らしく学問に向き合える環境が整っています。学業だけでなく、サークルや就職活動など、それぞれの大学生活を大切にしながら学びたい方にもおすすめのゼミです。
石井美緒ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(法律学))
執筆:田中勇宇、古川陽菜
普段の活動では、ゼミ生一人ひとりが関心のある裁判例を調べ、その内容をもとに発表を行います。また、ゼミ生全員でディスカッションを行い、法律の解釈や適用のあり方について、多角的な視点から議論を深めています。その他にも、「共同親権の是非」などについてディベートを行なっています。
民法は契約や不動産、家族関係など、私たちの生活に密接に関わる分野です。民法その他の法律・条例等に関する裁判例・時事問題・身近な問題等を題材に、グループまたは単独で報告し討論します。
題材は、担当教員が提示するものに留まらず、ゼミ生の関心分野も多く取り入れられています。
これらを学ぶ際に、①現行の法規制は、対立する様々な利益をどのように調整しているか、その調整の仕方は適切か、②調整方法としては法規制が妥当か、市民間の自主ルール(契約等)やそれ以外の社会規範等に委ねるのが妥当か等の視点に立つことを意識するようにしています。
新藤雄介ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(メディア論))
執筆:新藤篤史
新藤ゼミでは、メディアが私たちの生活や社会に与える影響について学んでいます。政治、SNS文化、アニメ、ジャーナリズムなど、様々な角度からメディアの力を探求しています。
3年生は、「ビックリハウスと政治関心の戦後史」などの文献を使って輪読を行います。事前にレジュメを作成し、授業では活発な議論を通して理解を深めていきます。文献の分析や先行研究の検討も行うので、批判的思考力も身につけます。
4年生は、「メディア化理論の入門」について班ごとに発表し、卒論構想の発表でお互いにフィードバックを交換します。4年生の研究テーマも多彩で、各々の興味のあることについて研究ができます。
新藤ゼミの最大の魅力は、学生が主役の温かい雰囲気です。新藤先生はどんな意見も受け入れてくださる優しい方で、「そんなこと言って大丈夫かな?」と心配する必要はありません。ゼミ生同士も和気あいあいとしていて、自分の考えを気軽に発言できる環境が整っています。

澤康臣ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(ジャーナリズム論))
執筆:深見 俊太
澤ゼミは一言で表すとジャーナリズムを学ぶゼミです。どんなところか、3つ挙げたいと思います。
1つ目に、ゼミ生は学生記者。一人ひとりが問題意識を持って、ゼミで配られる名刺を片手に取材交渉から記事執筆まで行います。記事はゼミ独自の媒体「紺碧タイムズ」(https://kompeki.jp/)に掲載されます。私たちの力作をぜひ読んでみてください!
2つ目は普段のゼミの様子です。いつもは先生やほかのゼミ生と取材の企画案や実際に進める方針、内容について意見を交わす編集会議を行っています。また、時々先生の幅広い人脈の恩恵を受け、新聞記者や雑誌編集長をゲストスピーカーで招いた討論も行います。さらに出張講義としてゼミ合宿もあります。今年は3泊4日沖縄へ行き、ジャーナリズムについて学びました。辺野古・普天間といった米軍基地や関係地の見学から、平和祈念資料館・ガマ見学・対馬丸記念館などの沖縄戦学習まで、ゼミ生各々が現地の暮らしや体験を肌で感じる合宿となりました。(琉球大生や沖縄のジャーナリストとの交流もあり、貴重なお話を聞いてきました。詳しく聞きたい方はゼミ見学でお待ちしてます!)
3つ目に、普段私たちゼミ生は「ふーん聞き」をしないよう “厳しく” 指導されています。報道の世界の第一線で活躍されてきた澤先生。「当事者意識を持って話を聞く」ことをベースに議論をします。はじめは質問を考えることが大変でも、考え続けることがゼミの活性化に繋がっています。(もちろんゼミ以外の時間も学年を超えて仲良いです!)
澤ゼミでは、ジャーナリズムに興味のある方・記事を書いてみたい方・メディアの仕事に興味がある方もない方も大歓迎です。少しシャイな(?)先輩かもしれませんが、優しい4年生と陽気な3年生一同、みなさんと切磋琢磨できることを楽しみにしております!

沖縄戦の米軍上陸地点を見学
若林幹夫ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(社会学)A)
執筆:牧田健
若林ゼミは「時間と空間の社会学」をテーマに、多様な社会とそこに生きる人々の営みを多角的な切り口から議論、考察、検討を行うゼミです。三年次には『時間の比較社会学』などの文献を輪読し、社会学の視座と技法を学びながら、各々の興味にもとづいたゼミ論の執筆を目指します。四年次にはゼミ論で学んだことを土台に卒論を完成させます。また、夏休みには三・四年生が合同で行うゼミ合宿や、ゼミのOB・OGが一堂に会すゼミ会があります。学年や世代を超えた交流の場が充実しているのも若林ゼミの一つの特徴です。
日々の活動において、若林ゼミが大切にしているのは対面でのコミュニケーションです。単に文献を読み解くだけでなく、学生が日常で感じている些細な疑問や気づきを話し合うことで、議論は時に思いがけない方向へと深まり、広がりを見せます。
ラブ&ポップ/横浜のウォーターフロント/銭湯/同期/地元/アーケード/
全共闘/よろめき/部活動としての演劇/クリムゾン・キングの宮殿/
シスターフッド/Tenderness is the new punk
これらは実際のゼミでの話し合いから拾った言葉です。先生や他のゼミ生との議論を通じて、新たな関心の芽生えや思考の深まりを感じることも多々あります。
多様なバックグラウンドや趣味嗜好、価値観を持つゼミ生が週に一度顔を合わせて話をすること。それによって自明のものを捉え直す社会学の楽しさを他者と共有できること。若林ゼミ最大の魅力がそこにあります。

野上元ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(社会学)B)
執筆:太田夏梨
野上ゼミでは、アンケートやインタビューなど、さまざまな調査方法を用いて、社会に関する多様なテーマを研究しています。
具体的には、調査法を学びながら、自分の関心のあるテーマを自由に設定し、段階を踏んで実際に調査を行います。前期はグループに分かれ、文献調査やインタビュー調査に取り組みます。現在は、現代社会の恋愛観や創作活動、空間共有、人間の生き方など、ゼミ生が自由に決めた幅広いテーマを扱っています。
野上ゼミの魅力は、自分の意見を自由に発言し、全員で議論を深められることです。一人ひとりが異なるテーマを扱うため、毎回新しい視点に触れられ、議論に面白さがあることも魅力の一つです。
皆さんも、自分の興味のあるテーマについて、仲間との議論を通して考えを深めてみませんか?ぜひ野上ゼミでお待ちしています!
近藤孝弘ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(政治教育学))
執筆:津田和志
民主主義は、一度成立すれば自然に維持されるものではありません。政治教育学は、民主主義を支える市民がどのように育まれるのかを考えるとともに、学校、家庭、メディア、職場など、社会のさまざまな場で行われている「政治教育」を分析する学問です。社会の分断や若者の政治参加、移民との共生などが課題となり、多様な人々が対話を重ねながら社会をつくることの重要性が増している今、人々の政治に対する考え方や態度がどのように形づくられるのかを考えることには、大きな意味があります。
その一方で、卒業論文では一人ひとりの興味・関心に応じて自由にテーマを設定できます。また、このゼミでは、自分の考えを言葉にし、全員で議論をつくることを大切にしています。毎回の授業で全員に発言の機会があり、誰かが議論から取り残されることなく、それぞれが自分の考えを持って参加します。実際に言葉にすることで、自分でも曖昧だった考えが整理されるだけでなく、他の人の発表や意見にも主体的に耳を傾けるようになります。こうした経験を重ねることで、自分の考えを的確に言葉にする力や、異なる意見を受け止めながら柔軟に考え、応答する力が養われます。
こうした議論を支えているのが、安心して発言できるゼミの雰囲気です。先生はゼミ生一人ひとりの発言を一つの考えとして丁寧に受け止めてくださるため、「正しいことを言わなければ」と必要以上に構えることなく、自分の考えを言葉にすることができます。
社会には、一つの正解を出すことのできない問題が数多くあり、ゼミで扱うテーマも例外ではありません。そうした難しい問題について、自分とは異なる考えにも耳を傾けながら、安心して意見を交わすことができる。それが、近藤ゼミの大きな魅力の一つです。

大西宏一郎ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(経済学)A)
執筆:榊原茉由
大西ゼミでは、主にデータ分析について学んでいます。前期ではオンライン上でではありますが、計量経済学の手法や分析結果の読み取り方について学び、過去の論文の分析をレプリケートして理解を深めています。データ分析と聞くと難しそうな印象を受けますが、扱うテーマは失業率や賃金に関するような経済学的なものから、朝食の種類と大学生の生活満足度の関係のような身近な話題までと幅広いです。自分で分析するテーマは、元々関心を寄せていた事柄やデータに触れていく過程で興味を持った物事などかなり柔軟に決めることができます。現在も有志でゼミの延長としてみずほ銀行の実際のデータを使った分析や大学内でのデータコンペティションへの参加に向けての準備に取り組んでいる最中です。色々なことに実践的に挑戦できる環境なので、まだまだ初めの段階ですが今後様々な発見ができたらと思います。
及川雅斗ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(経済学)B)
執筆:大平健一郎
私たち及川ゼミは、「身近な現象を読み解く」ことをテーマに、データ分析を行っています。このゼミは2025年度に新設されたゼミで、私たち現三年生は一期生として活動しています。そのため、私たち自身も先生と協力しながらゼミ運営を行っていて、アットホームな雰囲気が私たちの魅力です!
学習内容としては、回帰分析や差の差推定など、様々な分析手法を用いて、仮説設定、データの収集から分析、考察まで一連のプロセスを行ってきました。今後、今まで勉強したデータ分析の基礎を用いて、グループ論文、卒業論文への執筆を行う予定です。回帰分析、なんか難しそう:あせあせ:と思ったそこのあなた、安心してください。先生がどんな質問にも優しく答えてくれるほか、授業ではグループワークが多く、周りの生徒と協力して課題に取り組むことができます。生徒のバックグラウンドも多様性に富んでおり、部活に所属している人や起業している人、内部進学に一般受験と様々です。私たちと一緒に物事を「データで見る」面白さを体験しましょう!
熊谷善彰ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(経済学)C)
執筆:田中俊祐
熊谷ゼミでは、主に金融や会計などの分野について学んでいます。
3年次には、教科書に沿うかたちで、財務諸表の見方や現在価値の計算といった基礎的な内容を扱います。同時に、これらを学ぶ上で欠かせないデータ処理の手法についても、実際に表計算ソフトを動かしながら学習します。
4年次には、いよいよ卒業論文の執筆に着手します。経済学に関連するものであれば、テーマは原則として自由です。各々が興味をもっている分野や、場合によっては趣味などとも絡めて設定します。まずは、いくつかの先行研究を精査するところから始め、先生からフィードバックを受けながら研究の方向性を絞ってゆきます。
一口に経済学といっても様々な分野がありますが、当ゼミでは、銀行や株式といった身近で現実的な事柄について学びます。ですから、実際の金融の世界を体感しながら勉強できますし、将来のキャリアにおける実用性も申し分ないでしょう。
黒田祥子ゼミ(ゼミナールⅠ〜Ⅳ(経済学)D)
執筆:和田海人、小松日南向
黒田ゼミでは、応用ミクロ経済学を学んでいます。応用ミクロ経済学とは、データを用いて社会で起こるさまざまな事象を実証的に分析し、その背景や要因を明らかにする学問です。経済学と聞くと難しそうな印象を持つかもしれませんが、本ゼミでは統計ソフトやExcelの使い方を基礎から学ぶため、初めてデータ分析に取り組む学生でも安心して学ぶことができます。賃金や健康などの身近なテーマに関するデータから、自分自身が関心を持って収集したデータまで、多様なデータを分析します。
また、黒田ゼミの大きな特徴の一つが、3・4年生が合同でゼミに参加する、学年を越えた学びの環境です。毎週席を変えながらゼミ生全員と交流し、グループワークやディスカッションを通して、先輩・後輩・先生と活発に意見を交わします。異なる視点に触れる中で、それまで「当たり前」だと思っていたことを問い直し、新たな疑問や課題を発見する力を養うことができます。
こうした学びを通して、データ分析の知識や技術だけでなく、物事を多角的に捉え、他者と議論する力を身につけることができます。自ら考え、仲間とともに学びを深めながら、社会のさまざまな課題に向き合いたい方にとって、充実した学びの場となるゼミです。
