以下では、2019年度に入学した1年生が、公共市民学専修で一年間学んだ後に書いた感想文の一部を紹介します。
【井上千陽さん(公共市民学専修1年生)】
私は入学するまで「公共市民学専修」とはどんなことを学ぶ場なのか全然わからなかった。私はもともと経済学とメディア学に興味があり、入学した。しかし、1年間ここで学んでみて、ほかの学問の面白さに気が付くことができた。高校時代に大学4年間で深める学びを一つに絞らないという選択ができたことはほんとによかったと思った。私は最初、友達に自分の学部について説明するときにしばしば困ってしまうことがよくあった。「教育学部」といわれると、誰もが将来教職の道に進むのではないかと考えてしまうからだ。しかし、「公共市民学」という新たな学問の意味が一年間の学習を通して少しずつ分かってきた。「公共市民学」とは複雑化している現代社会についていろんな方向から学べる学問だと思う。現代社会は多くの情報であふれ混沌としている。その中で私たちが生き抜く策は、情報を整理、活用、発展させることができることだ。この力を身に付けるには広い視野で物事を見ることが大切だと思う。そこで「公共市民学」では多くの学問を総合的に学ぶことで、学問の隔たりを低くし、つながりを感じることができる。授業を受ける中で、「この問題はほかの授業でしたあの問題と原因が似ているな」とか、「こっちの学問の方法でも分析してみたら違う考え方ができるな」など今まで考えることのなかった新たな考えに出会える経験ができることは本当に強みだと思う。次学期の授業でも新たな学問や考え方に出会えることがとても楽しみでならない。
【漆山花子さん(公共市民学専修1年生)】
入学当初は、こんなにたくさんの必修科目を学ぶことなどできるのであろうかと、まだ出来てから間もない公共市民学という学問に不安になった同時に「どうせ最終的には自分の興味のある分野に絞るのだからできない科目はなんとなく頑張ってやっておこう…」と思っていました。しかしいざ公共市民学を学んでみると、各々の講義で違う主題に沿って進んでいるのにも関わらず、他の授業と似ている点が出てきたり、同じような題材を使って違うテーマの話が展開されていたりなどしているということに気がつくようになってきました。この公共市民学で学ぶことで、ある物事に対し多角的な見方ができるこということを学び、そして、様々な分野に触れることで今まで自分が持っていなかった新たな視点を獲得できるのではないかと思っています。最終的には自分の専攻する分野を選ぶことになると思いますが、その時にも他の分野での学びを活かすことができるようにこれからもどの分野に対してもしっかりと学んでいきたいです。
【黒田悠一さん(公共市民学専修1年生)】
公共市民学を1年間学習する中で、社会科学は社会を様々な視座から観測して成立することを知りました。それは、まるでカメラのレンズのようなもので、そのレンズ次第で社会の見え方は劇的に変わります。経済学のレンズ、法学のレンズ、社会学のレンズや政治学のレンズなどの色々な立場に立って、公共市民学は社会を観察します。例えば、全く同じ現象でも経済学的視点に立つか、社会学的視点に立つかで真実というものは変わってしまいます。その学問分野の専門性によって発生する弊害を克服する試みとして、公共市民学は生きてくると思います。先ほど、社会を視るレンズという例えをしましたが、この際に「公共」と「市民」という概念はレンズのケースのように法学、経済学、社会学や政治学などの視点をとるレンズを一つの学問分野の集合に収める役割をしてくれます。その二つの概念は様々な視点をとる社会諸科学を有機的に結び付けた中心的な座標となることで、これまででは炙り出せなかった真実を導くことができる新機軸になると信じています。この1年間で社会諸科学の基礎分野を学んだことで、社会を見る視野が広がったことを実感しています。複雑化する現代社会では、多角的にモノを見ることが必要だと思っていた私には、公共市民学専修は知的好奇心を刺激する内容で興味深いものでした。
【高鳥希実さん(公共市民学専修1年生)】
私が公共市民学専修で1年間学んできてわかったことは、私たちが公共市民学専修で学んでいる学問は、私たちの普段の暮らしを照らし出しているということです。正直今まで、学問というと、難しい数式やややこしい英語などのイメージがあって、高校まではそういった与えられた勉強を知識としてこなす感覚が大きかったです。しかし、この専修で学ぶ学問は、経済学、法学、メディア学、政治学や社会学など私たちの普段の暮らしを様々な側面から分析していくもので、ただ大学に行くために電車に乗ったときだけでも意識できるような、そんな私たちの生きている社会について深く知ることのできる学問だったように思います。今まで自分に関係ないように思えていた経済学や法学も、私たちの近くでいつも働いていたということに気づくと、社会の見え方が変わっていきました。
私たちは社会の中で様々なモノや制度、そして多様な人と関わり合って暮らしています。また、私たちのあり方次第で社会はいかようにも変化しうるし、実際に人類が長い歴史の中で社会の形態を進化させてきた結果今の社会があるとも学びました。そんな中で、多様な学問を扱う公共市民学専修において、自分が特にどういう方面から社会にアプローチしていきたいのかをここから先決定していくことが、今後も社会に関与していく上で私たちが公共市民学専修に通う意味なのだろうかと感じました。
【高山龍太さん(公共市民学専修1年生)】
公共市民学とはどんな学問なのか。学部ガイダンスの時に先生方から問われたこの質問に、明確な答えを出せる人はいなかった。もちろん私もその一人だったが、一年間「公共市民学」という学問を学習し、その答えの一端を理解できたような気がする。公共市民学とは、「社会」を見るときの視点を集めることだと思うのだ。換言すれば、「社会」というものを映す様々なレンズを集めているともいえるかもしれない。例えば、政治学というレンズで社会を見てみると社会を維持していくための根幹となるシステムを学ぶことができるし、社会学というレンズで見てみると私たちが生きる社会の成り立ちや包括的な役割を知ることができ、これらのレンズを合わせて見てみることで社会が様々な柱で成り立っていることに気づくのである。
こうして考えると、この一年は私が社会のことを「知らない」ということを理解できた貴重な一年だったと思う。公共市民学専修での授業を通して、社会の今まで考えたことのなかった視点や考え方を多く吸収し、高校とは違う学んでいる感覚を実感できたのだ。
しかし、「知る」だけでは実際の社会をより良いものへと変えていくことはできない。そこで必要となるのは「社会の問題を解決する力」を持つことだと思う。社会の問題は高度化、複雑化し学問も様々なものに専門化されており、社会の全体像を見ながら専門的な知識を使えることが求められてきているのだ。来年以降からは、公共市民学の授業で得た様々な視点を基に社会の全体像を知り、「社会とはどうあるべきか」という新たな問いに挑戦するべく学び続けていきたい。
【竹村優花さん(公共市民学専修1年生)】
公共市民学専修を受けようと思ったのは、私自身の将来の夢がはっきり決まっておらず、さまざまな分野の学問に触れて考えたいと思ったからです。
公共市民学、という響きは聞き慣れず堅い言葉だなあという印象を持っていました。
必修で様々な系統の学問の基礎のエッセンスを学ぶことができ、そんな考え方があるのかと高校までとは違う”学び”に驚きました。秋学期の期末試験に向けて勉強しているとき、はっと気づいたことがあります。それは、”公共”と”市民”というキーワードは、学問をするうえで重要なものになる、ということです。
例えば「記憶と記録」では、映画や雑誌などの人々に影響を与えるメディアの力、市民として歴史にむきあうことの難しさ、社会的な力によってつくられる集合的記憶や、公共的記憶と集合的記憶のギャップなどを学びました。
「公共圏と親密圏」では、性、都市、スポーツ、芸術など、多様な切り口から”公”と”私”について学び、私たちの生きる社会がどのように構成されてきたのか、主体となる市民はそれぞれの領域にどのように関わってきたのか考察しました。
昔のことを学んでも仕方がない、と言う人もいるかもしれないが、私は過去の出来事、そして背景を学ぶことは重要だと考えており、公共市民学専修でその思いは強くなりました。
政治学、経済学、法学、社会学など関わっていないかのように思えたどの分野でも同じキーワードで見ていくことでそれぞれの学問が繋がったように思えて興味深く感じました。今の時点でメディア学かジャーナリズム学、社会学に特に関心があるので、選択で授業を取りつつ学びを深めていきたいです。
【龍興裕二さん(公共市民学専修1年生)】
高校生まではサッカー漬けの毎日で、引退したと思ったらすぐに受験があり、なかなか具体的な指針は決まりませんでした。それでも、幅広く学べる公共市民学専修に合格し、入学しました。最初はカリキュラムに組み込まれている必修科目の授業を、さまざまな学問と並行しながら学びました。一年を通して気づいたことなのですが、最初別々に独立したものだと思いながら聴いていた講義も、秋学期の途中から徐々に繋がりを感じるようになりました。密接に繋がっている学問の基礎を学んでそれらが、相乗効果を生み出すように理解が深まり、知見が広がりました。一重に講義を受けていたからだけでなく、その他の活動、たとえば入門演習や、サークル、バイト、読書や、旧友と、そして新たな出会いにおけるコミュニケーションを通じた発信や受信、さまざまなコミュニティに所属して初めて抽象的な概念を現実に落とし込めることもありました。必修に設定されることで、ある意味強制的に学ばねばならかったですが、自分の全く知らなかった、興味もなかった領域に連れて行ってくれるような感覚で結果的にとても面白かったです。最近は政治学や、労働経済学に関心を持つようになり、それらをテーマにもっと深めるために自ら学びたいと思っています。この学部が私をひろってくれて、本当に感謝しています。早稲田の教育学徒として、日本を引っ張っていけるような人材になりたいです。
【田野邉歩実さん(公共市民学専修1年生)】
公共市民学ってなんだろう…と不思議に思いながら受験し、合格を頂いて入学して今に至り、この専修に入って良かったと感じている。公共市民学専修は新たな気付きに溢れた魅力的な専修だと思う。今までの自分の価値観や思考を新たな角度から見つめ直し、考えさせられることが多々ある。この一年間で自分のあり方に刺激を受けた。現代の社会を生きる者の一人としてどのようなことを思い、考えるべきかということのヒントをたくさん得られた。法、経済、メディア、政治…様々な視点から社会について考えた。様々な事柄が複雑に絡み合って構成されている社会を見つめるには、一つの分野を見るのでは不十分なように思う。色々な角度からアプローチをして総合的に見つめることで初めて今の社会の課題やあり方というものが見えてくるのだということを学んだ。そういった学び方をしていく中で、自分の興味分野が分かったのも面白かった。私は今まで政治というものに全く興味がなかったが、必修として講義を受けていて興味を持った。
公共市民学はその名前からはなかなか何を学んでいるのか想像がつきにくい。だからこそこれは武器になるというようにも感じている。専修の内容に人から興味を持ってもらえるのだ。他にはない特色のある専修ではないかと思う。
【成井聖人さん(公共市民学専修1年生)】
私はこの一年間、公共市民学専修として様々な分野を学んできましたが、その中で強く印象に残っていることは「公共」というものを様々な学問から考えてみた時に生じる、現代社会における課題への最善な策として挙げられるのが総じて共通しているものがあるということです。具体的には、メディア論の観点からは現代社会の情報の濫用ともいえるネット社会の現状において、必要となってくるのは我々市民が情報を見極める能力を持つことであり、なんでも情報を受け入れてしまうというような現状から抜け出す、自律が求められています。また、若林先生の本講義においても、都市ゲマインデのように市民を生み出す都市としては、共同体としての意識を持ち、政治的に自律した人々の存在が必要でした。それに関連して、政治学概論においても現在採用されている、議会制及び間接民主制の限界として、社会の中で生まれる課題の多さによって市民の意見の統合が難しく、限られた数の議員がそれらの意見を代表することが不可能になっているという点が挙げられるため、ここでもやはり市民の積極的な政治参加が重要となってきているのです。ひとつの例として、これらを挙げましたが、1年間通して学んでみて学んできたことがつながっている!と感じたことがあり、この計算されたカリキュラムは素晴らしいと思いましたし、私が共に学んでいる同級生、また今後この公共市民学専修に入学する学生達にこのことに気づいて欲しいと思いました。これから自分の興味のある学問の履修が可能になってくるということで、とても楽しみです。
【西崎朱英さん(公共市民学専修1年生)】
私は、様々な分野を学ぶことが出来る点に魅力を感じ、公共市民学専修に入学しました。実際にこの専修で1年間横断的に学んでみて、自分がどの分野に興味があるのか、適しているのかが少しずつ分かってきました。横断的にと言われてもピンと来ないかもしれません。私も入学前はよく分かりませんでした。それは横断的に経済、政治、社会学、メディアと一見共通点のない学問をそれぞれ学ぶことなのですが、驚くことにこれら全ての学問に共通点があるのです。この言葉違う講義でも聞いたなと感じることが何度もありました。具体的には、全ての人に開かれている領域を公共と定義したとしてもその領域は状況によって変化すること、誰もが聞いたことのある市民という言葉の真の意味をさまざまな学問の視点から学ぶことが出来ました。入学前は文系の私にとって経済学は難しそうだなと思っており、きっと必修科目でなかったら自分から学ぶことはなかったと思います。しかし、1年次の必修科目であり学んでみると思っていた以上に理解でき面白いと感じました。こういった経験も公共市民学ならではだと思います。苦手だと思っていたことでも、学ぶ機会が与えられるため、さまざまな分野を学ぶことで新たに関心を持つことができるのです。私は将来メディア関係の仕事に就きたいと考えているため、メディア学についてもっと学んでいきたいとこの1年間を通して強く感じました。自分の学びたい分野を見つけることができ、将来について考えるきっかけにもなりました。公共市民学専修への入学は、私のこれからの人生において重要な役割を果たしていくと思います。来年はどんな発見があるのか、どんなものに自分が関心を持つのか今から楽しみです。
社会学について、若林先生の授業では具体例を通してテーマについて考えていくためとても理解しやすかったです。自分なりの意見を持ち、レビューシートを通して積極的に表現出来たと思います。また、その考えがたとえ拙いものでも、先生が適切にアドバイスをしてくださったのがとても嬉しく自信に繋がりました。他の授業ではその場でレビューシートを書くことが多かったのですが、授業の内容をしっかりと振り返り理解してから書く時間がなくなか取れず、思うように自分の意見を書くことが出来なかったので、この講義のレビューシートの提出方法がとても効率的だと感じます。たくさんの生徒がいる中でも毎回しっかりとコメントを下さり本当にありがとうございました。先生の授業がとても私に合っていて、学ぶことが楽しいと思えたため、先生のゼミについても興味も持ちました。今後ゼミ選びの時にしっかりと考えていきたいと思います。
【根本拓海さん(公共市民学専修1年生)】
4月からの公共市民学専修での学びを通して、私は社会に対する価値観や自らの生き方が大きく変わったということを実感している。
高校を卒業するまでは、子どもながらに「自分は社会の中で生きている」などということは当たり前のことであると、なんとなく思っていた。公共市民学専修では、この”当たり前”に対して豪快に、しかもいくつもの切り口からザクザクとメスを入れていく。この感覚が私にとってここまで気持ちの良いものだとは・・・入学前には想像もつかなかったことだが、今ではすっかりハマってしまっている。
自分が生きている社会はどのように形成されているのか。また、自分はその社会とどのように関わって生きているのか。そういったことに関して公共市民学専修で学ぶ前は「複雑にいろいろなことが絡み合っているんでしょ、はいはい」という程度の理解しかしていなかった私が、いまでは「公共的社会空間にあらわれる市民(=我々)が様々なメディアを媒介して他者と関わり合っていく中で、法的な権利-義務の関係の中で、経済学的に考えれば”己の自利心に従った消費/生産活動”をおこなう主体として行動し、またデモクラシーの担い手として投票行動などを通して民主政治に参加している」、と説明することができるようになった。これによって、今までぼんやりとしていた社会の構造やその中での自分の立ち位置が少しずつわかってきたように感じる。これは公共市民学専修の必修講義を通じて社会に関する知見をたくさん得ることによって自分自身が”啓蒙”された結果であろう。また、社会をある意味でメタな視点から複合的に分析できるようになった。例えばある社会問題に対して、法的な視点と政治的視点の両方から光を当てて問題の根源や影響、解決策などについて多角的に論じることができるようになった。今では日常的に新聞などでニュースを目にするたびに講義で学んだ知識や考え方を用いて分析する癖がついている。また、最近では前述の”啓蒙”と日々の分析を通じて自分がいま為すべきことは何か、ということが見えてきたようにも感じる。気候変動問題に対して自分はどのような消費生活を送るべきか、司法や社会福祉によって保護されていない権利を自分がカバーすることはできないのか、高度情報化時代を生きる上でメディアから得られる情報をどのように読み解いていくべきか、またソーシャルメディアにおける社会関係の担い手の一人として気を付けるべきことは何か、デモクラシーの理念の実現にあたって自分に何ができるのか・・・こういったことを日常的に考えるようになったことで自分の生き方が大きく変わってきているという実感が、私にはある。最近になって、自分の生き方を変えることで社会をより豊かにしていくことができるのではないか、などということまで考えられるようになったのは、講義を通してそのための道筋が見えてきたからであろう。
数ある学部・学科の中で自分の生き方をここまで変える学びを提供してくれるのは公共市民学専修だけであったに違いない。ここに入ることができて本当によかった。次年度以後は社会をより良くしていくために自分がメディアを通じてできることを探るために、社会学とメディア・コミュニケーションに関する学びを一層深めていきたい。
【長谷川拓海さん(公共市民学専修1年生)】
公共市民学専修に入学し、以前よりも自分の視野が広がったと感じる。私は、この専修の魅力は「学際性」にあると思う。一年間、必修の授業を通じて法学や社会学、政治学、経済学と幅広く学び、それぞれの学問の面白さに気づくことができた。また法学、政治学など学問は相互に密接にかかわっており、一つの問題に多面的に考えることができたと思う。
メディアに関することを学びたいという理由で公共市民学専修に入学したが、多様な学問を学べる環境で学び、自分の興味関心が広がった。また、ただ机上の学習をするだけでなく、講義で日銀の方の講演を聞いたり、裁判傍聴に行く機会もあり、今まで自分の知らなかった世界を知ることができた。
これから二年生になり、より専門的な学問を学ぶが、自分はどの学問分野が適しているのか、そして自分の将来のためにはどの学問を学ぶべきかを考え、主専攻を決めたいと思う。
【光安由里さん(公共市民学専修1年生)】
私は、公共市民学専修で何を学ぶのか正直分からないでいました。しかし、一つの学問に留まらず様々な分野を学ぶことができて、自分では勝手に興味がないと決めつけていた分野などに興味を持つきっかけになりました。最初の方は、興味が持てない分野の授業は前向きに取り組むことが出来ないでいましたが、先生のお話を聞いていくうちに魅力がわかってくるようになりました。様々な分野についての基礎を学ぶことが出来るのが公共市民学専修の魅力のひとつだと思いました。専修の名前にもなっている公共という言葉からも様々なことについて学ぶことができ、面白いです。特に、メディアについての授業は現代の社会にとってかけがえのないものであるのでこれからも学びたいと思いました。2年生になってからも様々な視点から学ぶことが出来ると考えるととても楽しみです。ひとつの分野を突き詰めることも大切だと思いますが、様々な学問に触れることができるので、その利点を活かしてこれからも頑張っていきたいと思います。