公共市民学専修では、ステップ1および2において主要分野の基礎を、ステップ3および4において演習(ゼミ)を学ぶカリキュラムを組んでいます。(以下のそれぞれのステップは重なり合います。)
ステップ1,2で学ぶ公共市民学(I~III)および各分野の概論、ステップ3,4で履修する演習は必修科目です。
必修科目一覧はこちらをご覧ください。
・必修科目一覧
必修科目一覧では、4つの主要学問およびその他の科目の別に、5つで色分けしてあります。
・ステップ1
入門演習で大学で学問を学ぶことの基礎的トレーニングをし、公共市民学Ⅰ~Ⅲで、公共市民学専修の4本の柱のそれぞれの視点から現代社会をどのように考えることができるのかを知り、学ぶ。
・ステップ2
法学概論、経済学概論、政治学概論、社会学概論で社会科学の4つの主要学問の基礎を、哲学概論で人文・社会科学を基礎づける考え方を学ぶ。
・ステップ3
シラバスを熟読し、主選択A群・B群の公共市民学特殊講義や公共市民学研究、その他の専門科目で、各自の関心に応じた学問分野や対象を選択し、履修者それぞれの「公共市民学」を探求する。
→2年秋学期にゼミ所属(演習)を決定するので、自分が何を学びたいかをよく考えておく必要がある。公共市民学専修HP掲載の専門分野ごとのロードマップも 参考にすること。
→希望者多数のゼミは選抜を行う(=必ずしも希望のゼミに行けないこともある)ので、特定の専門分野に過度に偏らず、複数の軸をもつ履修が望ましい。
・ステップ4
演習でテクストの輪読や報告、討論を行ったり、調査やグループワークなどをしたりすることを通じて、社会諸科学を自分の道具として使い、現代社会やそこでの公共、市民のあり方を考える力を身につけ、その成果を卒業論文・卒業研究として完成させる。