早稲田大学教育学部社会科公共市民学専修

「公共市民学」って何?

「公共市民学」とは? 「社会科学」とは?

 

・「公共市民学」という名前の既存の学問は存在しません。

「公共市民学」は社会科学の諸分野を横断して学び、現代社会を主体的に生きることに活かしていくためのコンセプトです。

 

・「社会科学」という名前の学問は存在しません。

社会科学とは、それぞれ異なる歴史を持ち、異なる理論や方法を生み出しながら発展してきた法学、経済学、政治学、社会学を軸とする、社会を対象とする諸学問の総称です。

 

公共市民学専修では法学・政治学、経済学、社会学、メディア・コミュニケーション学を4本の柱とし、「公共」と「市民」をそれらの柱の間をつなぐキーワードとして、現代社会を理解し考えるためのカリキュラムを編成しています。

法学と政治学は学問としては異なる歴史と理論、方法をもっていますが、公共市民学専修ではこの二つをあわせて、統治や行政、市民の権利や活動を対象とする学習の柱としています。
メディア・コミュニケーション学は社会学を中心とする社会科学の応用的な研究領域ですが、「公共」や「市民」について考えるうえでメディア・コミュニケーション分野の知識と方法は不可欠なので、公共市民学専修ではカリキュラムの柱の一つとしています。

 

公共市民学の履修イメージマップ